玄工房:岩佐なをのブログ
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戸田競艇場

新宿で早めに用事が済んだので、埼京線に乗って戸田競艇場へ行きました。SGレース「グランドチャンピオン決定戦競走」の準優勝戦でした。わたしはギャンブルは競艇しかできません。「競馬」というものが世の中にあることすら知りません(笑)。競艇は6艇しか走らないので、やすやすと当たりそうですが、なかなか当たりません。わたしなどは年に2回当たればいいほうです、なんでやってるんだろう。それほど当たらない舟券を買っている(1着2着来ない人を買っている)わけです。「ありえないことが起こる」ことに期待しているようでもあります。バカみたい。しかし当たるとデカイですぜ。払戻所で札束グワッシと握ったり。きょうはいつもどおり全然当たりませんでした。惜しいのもあったけど。そぼ降る梅雨の雨の中、とぼとぼ帰りましたとさ。

八重山の古い陶器

職場に近いので、昼休みにぷらぷら早稲田大学會津八一記念博物館(早大西早稲田キャンパス)へ『八重山古陶展』を見に行きました。沖縄の古い陶器はこれまで本島のものが中心に語られ、質も高い、とされてきたようですが「どうしてどうして八重山の古陶にも優れた品があるよ」という展覧会。徳利、土瓶、碗、油壺、瓶などなど、実に良いものが沢山並べられていました。黒い釉が陶器の土をしっかり包んで黒い水着を纏った人のようにも見えました。欲しいものが7つ、そのうち盗みたいものが4つありました。無理なことですが、陶磁器は使って良さがさらに確認できるので、使わないまでも掌に入れてよーく触ってみたいものだと思いました。陶磁器の展覧会のカタログやキャプションに、大きさと一緒に重量表記をしてくれたら有難いですね、「え?そんな軽いの」(また逆)とかね。また、自分は「瓢箪のかたち」が好きなんだということに気もづきました。早稲田では7月14日までやっています。入場無料。あ、八重山で思い出しましたが、あさって(7月1日)のNHK教育テレビの「新日曜美術館」は沖縄の陶芸家・国吉清尚の特集です。この作家の作品には強く惹かれます、生き方と死に方は気になります。

ブンブン堂のグレちゃん

本日発売の「現代詩手帖」(思潮社)7月号に下記の本の書評を書きました。ご覧いただければ幸いです。グレゴリ青山著『ブンブン堂のグレちゃん:大阪古本屋バイト日記』(イースト・プレス、2007.6、1100円+税)この本は、古書の世界とその魅力を存分に描いた漫画です。著者は若い頃、大阪の古書店でアルバイトをし、古書の世界に魅かれていきます。その頃のエピソードなどが盛り込まれ、古書店主、お客さん、古書の扱い方、古書目録、売り方、買い方等々が話題となり2ページで一話が終ります。漫画による古書全般の解説書とも入門書ともいえるでしょう。堅苦しくなく、くすくす笑いながら古書周辺についての知識が身につきます、が「身につけよう」などと思わずに、にこにこしながら読める一冊です。そういえば古書界の専門雑誌「日本古書通信」に『ブンブン堂のグレちゃん』の紹介記事が載っていました。そこには「当雑誌(日本古書通信のこと)の読者には漫画など読まない方が多いと思いますが…」と書かれていました、しかし、「おすすめです」と結ばれていました。

稲妻狩

野村喜和夫さんから、新詩集『稲妻狩』(思潮社・2007.6)をいただきました。作品が「現代詩手帖」などに掲載されていたときは、極端に短い詩を連発する機関銃詩なんだな、と思って読んでいましたが、この詩集の腰巻(帯)に「愛と死と快楽のとっておきアフォリズム集。」と書かれていて、「あ!そうか。アフォリズム!!」と、思いがけないパンチを腹に受けた気分になりました。いいことがいっぱい書かれています。「88(童貞)ある日/私は五十三歳で/ふたたび童貞になった/そうして街へ/老いというものを初めて抱きにやらされる」とか「56(思想)対っていいな/睾丸だって卵巣だって/みんなそうだもの/思想もふたつ/もっておくといい/ふたつあればぶつかり合うしぶつかり合えば/こわれる/そのくらいがちょうどいい」……。老いを抱きに三千里、いや、あたしゃ十八里くらいで死んじゃうかも。社会に思想はひとつ、なーんて、あぶねーよな〜。窮屈じゃん。そんなに皆同じじゃなくていいのにさ。

早めのストップ(プロボクシング)

先日、後楽園ホールで日本ウェルター級の試合を見ました。一進一退の好試合でした。沼田選手は日本3位、対する十二村選手はノーランカでしたが、序盤は十二村選手がおしていました。中盤から後半にはいって沼田選手のパンチが的確に当たりだし、目の上を負傷した十二村選手が後退しはじめました。そこでレフリーストップ。最近は選手の健康を考えるということで、早めのスットップが多くなっています、つまり昔のボクシング漫画「あしたのジョー」にでてくる逆転KOなんてのはほとんど見られなくなりました。確かに早めで正解の勝負もあります。誤解をおそれずに書けば、レフリーはもうちょっと過激に試合をコントロールしてほしいと思います。「プロボクシング」ですから。突然ストップする前にスタンディングダウンをとって様子をみることができたら・・・と悔やまれた試合でした。(6月19日の夜の興行・メインイベントについて)

銅版画に用いる紙

神田神保町すずらん通りの入口にある「文房堂」へ銅版画用の紙を買いに行きました。まとめ買いをします。私は銅版画用紙として、アルシュを主に使っています。蔵書票には薄口を使い、テーマを設けて作っている版画には並口(すこし厚手)を用いています。BFK紙なども使います。アルシュ紙にはホワイトとクリームの二色があって、クリームを使う場合が多い。そのため作品を写真に撮り印刷されると、全体的に黄色が強くなっている感じが否定できません。最近出版した『岩佐なを銅版画蔵書票集』(美術出版社)の図版を見ていただければ、一目瞭然と思います。アルシュ紙はフランス製の紙で、素材は100%コットンラグの中性紙、手漉きにちかい製造方法。ゼラチンを使ったにじみ止めが施してありますが、カビを防ぐ処理もきちんと施されています。水彩画やドローイングにも多く使われます。手触良好。これを折ってナイフで切り、自分の作品にあった大きさにし、保存しておきます。音楽を聴きながらの手作業はなかなか愉しいものです。
岩佐

菊池伶司

きのうは町田市立国際版画美術館菊池伶司銅版画を見に行ってきました。腎臓が悪く、1968年に22歳で夭折した作家です。さすがに早死にだったため作品数は多くありませんでしたが、見に行った甲斐がありました。2週間前くらいにNHKの「新日曜美術館」で取り上げていました。平凡社から5月に『菊池伶司:版と言葉』(堀江敏幸・加藤清美・柄澤齊著)という本が出ています。作家のコメントも多く掲載されていて、創作時の考え方などがわかる興味深い一冊で、図版も豊富です、しかし作品はやはり実物を見ないと本当の良さはわかりません。原版も3点展示されていて、こちらもじっくり観察させてもらいました。行った甲斐がありました。町田駅から快晴の炎天下を歩き今年初めての多汗。

拳闘

今月は、6月上旬に日本タイトルマッチがあって、その後は見にいきたい対戦カードがありません。あ、プロボクシングのはなしです。月に3,4回は後楽園ホールに行きます。今月は1回でおしまい、かも。興行は、横の(主催ジム間の)連絡がないらしく、好カードのない月もあれば、連夜のタイトルマッチなどということもあります。そんなとき、選手は1試合こなせばいいだけですが、こちらは、4回戦の前座からマジメにたくさん見ますので、もうヘトヘトでございます。(笑)

プロフィール

Author:岩佐なを(詩人、版画家)
日常おもったことなどを書きます。詩や版画中心に書こうと思いますが、プロボクシング、競艇についての感想のほうが多くなるかもしれません。単に「うしのよだれ」かも。ご容赦願いたく。★ホームページもあります。ご覧下さい↓http://genkoubou.web.fc2.com/
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