玄工房:岩佐なをのブログ
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作家の猫、作家の犬

河出書房新社にコロナ・ブックスという叢書があって、そこに『作家の猫』(2006.6)と『作家の犬』(2007.6)という本があります。写真満載、コラムも秀逸で、両方買いました。猫も犬も好きですが、子どもの頃に一緒に暮らしたことのあるのは犬です。おシャレ系の種類より、日本犬やミケのほうが好きです。犬はミックスに味わい深い風貌のヤツがいますね。『作家の猫』には、夏目漱石、南方熊楠、谷崎潤一郎、藤田嗣治、大佛次郎、稲垣足穂、幸田文、池波正太郎、田村隆一、三島由紀夫、開高健、中島らも等の愛猫をが紹介されています。『作家の犬』には、志賀直哉、菊池寛、林芙美子、井上靖、いわさきちひろ、久世光彦、米原万里等の犬が登場。檀一雄の家にいた犬の大きいこと!必見です。檀ふみのエッセイに「たしかに我が家には、絶え間なく犬がいた。みんな父が、どこやらからもらい受けたり買ったりして、やってきた犬である。しかし、肝心の父が、「絶え間なく」家にいた、とはいいがたい。」という一節があって、思わず笑ってしまいました。『火宅の人』はあまり家にいてはいけません。作家と犬、あるいは猫たちとの貴重なアルバムともいえる2冊です。

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コメント

おもしろそうな本ですね。
iwasaさんは犬っぽいですね。競艇場をウロウロしている野良っぽいなぁ。
おじさんから大判焼き半分貰って生きてるみたいな。
【2007/07/20 00:58】 URL | chair #-[ 編集]
半分じゃなくて1ケ欲しいんですけど。
【2007/07/20 08:50】 URL | iwasa #-[ 編集]
これ、買いました!!
「猫」のほうですけど、書店で見て、これは買わなあかんやろう、と。
これはいい本ですね。何回でも見ています。
稲垣足穂の執筆姿がおかしいです。
【2007/07/20 20:35】 URL | 大谷典子 #NMbKinrg[ 編集]
ふんどし一丁の写真ですね。海坊主というのがいるなら、部屋坊主もいてもいいかも。この写真の恰好は正面からも、後姿も見たいですね。『作家の猫』のほうでは、室生犀星の猫が火鉢に当たっている様子が、ふんどし足穂同様にチャーミングです。
【2007/07/21 22:25】 URL | iwasa #-[ 編集]
ああ、あれ人間に近いですよね。
猫は人間的に、人間は猫的になってくるように思います。
【2007/07/21 22:51】 URL | 大谷典子 #NMbKinrg[ 編集]
わたしは爬虫類的ボクサーがすきなんです。
【2007/07/22 21:05】 URL | iwasa #-[ 編集]

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Author:岩佐なを(詩人、版画家)
日常おもったことなどを書きます。詩や版画中心に書こうと思いますが、プロボクシング、競艇についての感想のほうが多くなるかもしれません。単に「うしのよだれ」かも。ご容赦願いたく。★ホームページもあります。ご覧下さい↓http://genkoubou.web.fc2.com/
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